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ROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0/ローライフレックスミニデジAF5.0

The ROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0, released by KOMAMURA Corporation, which was Rollei’s exclusive distributor in Japan at the time, faithfully recreates the legendary Rolleiflex 2.8F in a palm-sized digital form. Designed to let users enjoy waist-level shooting in a modern digital environment, it goes beyond a simple toy camera by offering not only an authentic exterior but also a functional crank for advancing to the next shot and an autofocus system, enhancing both usability and charm.

Rolleiの日本総代理店だった(当時)株式会社駒村商会から発売された「ROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0」。往年の名機ローライフレックス2.8Fを手のひらサイズで再現し、ウエストレベルでの撮影体験を現代のデジタル環境で味わえるように設計された。外観だけでなくクランクを回して次の撮影に進むギミックやオートフォーカス機能を備えた進化によって、単なるトイカメラの枠を超えた魅力を放っている。

館長の購入記録
・購入日:2011/07/10
・購入場所:楽天市場
・購入価格:¥28,800

DATA/データ

  • 発売元/Distributor:駒村商会(KOMAMURA Corporation)
  • 発売日/Release Date:2008年2月25日(February 25, 2008)
  • 価格/Price at Launch:43,050円(税込)(Approx. ¥43,050 tax included)
  • カラー/Colors:ブラック/レッド(Blac /Red)
  • 電源/Power Supply:×CR2 Lithium Battery
  • サイズ/Dimensions:49×45×73mm
  • 重量/Weight:約100g

In the box/内容物

駒村商会|ROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0

  • 手のひらサイズの二眼レフ
  • センサーと画像解像度の実際
  • オートフォーカス搭載の進化
  • 搭載機能と制約
  • アクセサリーと遊び心
  • メリットと注意点

手のひらサイズの二眼レフ

ROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0は往年の二眼レフカメラ「Rolleiflex 2.8F」を小型デジタル機として再現したユニークな製品だ。最大の魅力は本物さながらのウエストレベル撮影を体験できる点にある。上部の1.1型スクエア液晶を覗き込み、側面のクランクを回して撮影を進める操作は単なるトイカメラを超えた演出だ。

センサーと画像解像度の実際

このカメラはセンサー有効画素数が約300万画素で記録サイズは1536×1536ピクセルが基本である。さらにソフトウェア補間によって2304×2304ピクセル、約530万画素相当の出力も可能となっている。モデル名の「AF5.0」は、この補間後の画素数に由来する。したがって「500万有効画素」とは異なることに注意すべきだ。

オートフォーカス搭載の進化

初代MiniDigiは固定焦点だったがAF5.0ではオートフォーカスを搭載し、最短10cmまで寄れるようになった。この点は大きな進歩で被写体に応じた柔軟な撮影が可能になった。F2.8の単焦点レンズと組み合わせることで、トイデジとしては比較的使いやすい描写が得られる。

搭載機能と制約

露出とホワイトバランスはオートのみで細かな設定はできない。また内蔵フラッシュは非搭載である。記録メディアはminiSD、電源はCR2リチウム電池1本で駆動する。1/15秒から1/2500秒までのシャッタースピードに対応し連続撮影時間は約2時間とされている。サイズは49×45×73mm、重量は約100gと非常に小さい。

アクセサリーと遊び心

後年にはマグネット式のコンバージョンレンズ(ワイド・スーパーワイド・マクロ)が発売され、表現の幅を広げられるようになった。また専用の本革ケースも用意され、アクセサリー込みで楽しむことが想定されていた。

メリットと注意点

このカメラの最大のメリットはクラシックな二眼レフを模した外観と操作感である。インテリアやコレクションとしても存在感があり撮影体験そのものが楽しい。一方で画質はあくまでトイデジレベルであり、高精細な写真を期待すべきではない。特に注意すべき点は持ち出し時に「底蓋」が落下することが多い点だ。(中古で売られている物は底蓋が無い個体が多いので注意しよう)

SHARANとROLLEIFLEX MiniDigiの関係

ROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0(左)とSHARAN ROLLEIFLEX 2.8F(右)

両機種のサイズ・形状は殆ど同じであり、違いを見つける方が難しい。

  • 実際の関係性
  • 結論

実際の関係性

「ROLLEIFLEX MiniDigi」はRolleiブランドで販売された製品であり、パッケージや取扱説明書には「SHARAN(シャラン)」の名前は記載されていないが、MiniDigiシリーズもSHARANが開発・製造を担当し、当時のRollei日本総代理店だった株式会社駒村商会が販売を担っていた。したがって、SHARAN製の「ローライフレックス 2.8F モデル」(ミニチュアカメラ)と後に駒村商会から発売された「ROLLEIFLEX MiniDigi+AF5.0」は同じ流れを汲む製品ラインにあたる。

  • MiniDigiシリーズの開発・製造=SHARAN
  • ブランドライセンスと販売=Rollei(駒村商会が総代理店)
  • そのため「MiniDigiシリーズの製品」にはSHARANの社名が出ない

Rolleiはカメラブランドとして世界的に知られているが、2000年代には自社工場を持たず外部メーカーに製造を委託するケースが多かった。日本の精密模型カメラメーカーであるSHARANはミニチュアカメラ開発に強みを持っており、ライカやローライを模した小型デジタルカメラを製造していた。そのノウハウがMiniDigiシリーズにも生かされている。

結論

つまり、ROLLEIFLEX MiniDigiシリーズは「Rolleiブランド×駒村商会販売」という正規ルートの製品であり、SHARANはあくまで裏方として製造を担った存在である。元箱・取扱説明書にSHARANの名前を見ることは出来ないが、製品の根幹を支えたのはSHARANの技術力であった。

総括:初代MiniDigiから進化したROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0

ROLLEIFLEX MiniDigi AF5.0は実用カメラというよりも「撮影体験を楽しむコレクションアイテム」である。オートフォーカスや解像度の向上で初代からの進化は見られるが、求められる役割はあくまで遊び心を満たすことにある。二眼レフの雰囲気を気軽に味わいたい人にとって唯一無二の存在といえるだろう。

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