ローライフレックスやローライコードのアクセサリーを探していると、バヨネットサイズとは何か分からず困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
特に中古市場やオークションでは、レンズキャップやフィルターを購入したもののサイズ違いで装着できない失敗や後悔につながるケースも少なくありません。
ローライの二眼レフカメラは、一般的なねじ込み式ではなく独自のバヨネット方式を採用しているため、アクセサリー選びではサイズ確認が欠かせません。
また、同じローライ製でも3.5系や2.8系など機種によって対応サイズが異なるため、事前知識がないまま購入するとミスマッチが起こりやすくなります。
この記事では、バヨネットサイズとはどのような仕組みなのかをはじめ、対応アクセサリーや各サイズの違い、購入前の確認方法まで分かりやすく解説します。
- バヨネットサイズの基本構造と意味
- ローライ対応アクセサリーの種類
- サイズⅠ〜Ⅳの違いと対応機種
- 中古購入時に失敗しない確認方法
バヨネットサイズとは?基礎知識

- バヨネットの仕組み
- 対応アクセサリー一覧
- サイズ違いの注意点
- 中古購入時の確認方法
バヨネットの仕組み
バヨネットとは、レンズ周辺にあるツメを利用してアクセサリーを固定する装着方式のことです。
一般的なカメラではフィルターをねじ込むスクリュー式が多く採用されていますが、ローライフレックスやローライコードでは、回転させて固定するバヨネット方式が使われています。
ローライの二眼レフカメラでは、撮影レンズとビューレンズの周囲に専用のバヨネットマウントが設けられており、そこへアクセサリーを装着します。
この構造によって着脱が素早く行えるメリットがありますが、サイズが一致しなければ取り付けできません。
特に注意したいのが、同じローライ製でもサイズ規格が複数存在する点です。
例えば3.5Fと2.8Fでは見た目が似ていても、対応するバヨネットサイズは異なります。
そのため、アクセサリー購入時には「ローライ用」という表記だけで判断せず、必ずサイズ表記まで確認する必要があります。
バヨネットサイズの種類
ローライのバヨネットサイズは、主に以下の4種類です。
| サイズ | 直径 | 主な対応機種 |
|---|---|---|
| I | 28.5mm | ローライコード系 |
| II | 34mm | ローライ3.5系 |
| III | 38mm | ローライ2.8系 |
| IV | 40mm | 4.0FW |
このようにサイズ規格が明確に分かれているため、対応確認がアクセサリー選びの基本になります。
対応アクセサリー一覧
バヨネットサイズの確認が必要になるアクセサリーは、主にレンズ周辺へ装着する製品です。
特に中古市場では単体販売されるケースが多く、サイズ違いが発生しやすいため注意が必要になります。
代表的なアクセサリーは以下の通りです。
| アクセサリー | 用途 |
|---|---|
| レンズキャップ | レンズ保護 |
| レンズフィルター | 保護・色補正 |
| レンズフード | 逆光対策 |
| メタルフード | 金属製フード |
| ローライナー | 接写用アクセサリー |
| ローライルックス | ストロボ関連 |
| ムター | 焦点距離変換 |
| ストロボシュー | フラッシュ接続 |
特にレンズフードやローライナーは価格が高騰しやすいため、誤購入によるダメージも大きくなります。
また、レンズキャップはサイズ表記が省略されている個体も存在します。
そのため、見た目だけで判断するのではなく、出品説明や刻印写真を細かく確認する姿勢が求められます。
サイズ違いの注意点
ローライアクセサリーで最も多いトラブルが、サイズ違いによる装着不可です。
一見すると似た形状でも、サイズIとサイズIIでは直径が異なるため、物理的に取り付けできません。
特にオークションサイトでは「ローライフレックス用」とだけ記載されているケースも多く、詳細確認を怠ると失敗につながります。
例えば、ローライ3.5FユーザーがサイズIII用フィルターを購入してしまうと、装着そのものが不可能です。
また、無理に装着しようとするとマウント部分を傷つける恐れもあります。
よくある購入ミス
中古市場で起こりやすい例として、以下のようなケースがあります。
- サイズ表記を確認せず購入
- ローライコード用を3.5Fへ流用
- レンズキャップの刻印不足
- 出品画像だけで判断
このような失敗を防ぐには、自分の機種のサイズを事前に把握しておくことが大切です。
アクセサリー側だけでなく、カメラ本体の対応規格を理解しておくことで誤購入リスクを大幅に減らせます。
中古購入時の確認方法
中古アクセサリーを購入する際は、商品名だけで判断しないことが基本です。
特にオークションやフリマアプリでは、出品者がサイズを正確に把握していない場合もあります。
そのため、以下のポイントを確認する必要があります。
刻印を確認する
ローライナーやメタルフードには、R1やRIIなどの刻印が記載されています。
例えばR1ならサイズI、RIIならサイズIIを意味します。
商品画像に刻印部分が写っていない場合は、追加写真を依頼すると安心です。
対応機種を確認する
説明文に「3.5F用」「2.8F用」と書かれている場合は、対応サイズを逆算できます。
ただし、説明ミスもあり得るため、最終的には刻印確認が安全です。
出品者へ質問する
サイズ記載が曖昧な場合は、入札前に確認する姿勢が欠かせません。
特に高額アクセサリーでは、確認不足による返品不可トラブルも考えられます。
慎重な確認が、失敗しない中古購入につながります。
バヨネットサイズの確認方法

- アクセサリー側の見分け方
- カメラ側の確認ポイント
- サイズⅠの対応機種
- サイズⅡの対応機種
- サイズⅢの対応機種
- サイズⅣの対応機種
アクセサリー側の見分け方
ローライアクセサリーは、多くの場合本体側にサイズ表記があります。
代表的なのがR1、RII、RIIIなどの刻印です。
これらは対応するバヨネットサイズを示しています。
主な表記例
| 刻印 | 意味 |
|---|---|
| R1 | サイズI |
| RII | サイズII |
| RIII | サイズIII |
| RIV | サイズIV |
ローライナーでは「RI」、メタルフードでは「R1」など、表記方法に多少違いがあります。
そのため、ローマ数字か数字表記かを含めて確認することがポイントです。
また、古いアクセサリーでは刻印が摩耗して読みにくい場合もあります。
商品画像を拡大し、刻印部分を慎重に確認する必要があります。
カメラ側の確認ポイント
ローライ本体には、サイズ表記が直接記載されていません。
そのため、レンズ種類やモデル名から判断する必要があります。
以下の対応表を参考にすると分かりやすくなります。
| サイズ | 主なレンズ |
|---|---|
| I | テッサー75mm F3.5 |
| II | プラナー75mm F3.5 |
| III | プラナー80mm F2.8 |
| IV | スーパーアンギュロン50mm F4 |
同じプラナーでも75mm F3.5と80mm F2.8ではサイズが異なります。
焦点距離とF値まで確認することが大切です。
また、ボディ名だけで判断すると誤認しやすいため、レンズ銘板までチェックすると安心です。
サイズⅠの対応機種
サイズIは、主にローライコード系で採用されている規格です。
比較的小型のアクセサリーが多く、テッサー75mm F3.5やクセナー75mm F3.5が代表例になります。
戦前型ベビーローライのクセナー60mm F3.5も、このサイズに該当します。
ローライコードはエントリーモデルとして人気が高く、中古市場でもアクセサリー需要があります。
ただし、サイズIは他サイズより流通量が少ない場合もあり、状態の良い純正品は価格が上がる傾向があります。
そのため、見つけた際は刻印確認を徹底しながら早めに判断することも必要になります。
サイズⅡの対応機種
サイズIIは、ローライフレックス3.5系の代表的な規格です。
プラナー75mm F3.5やクセノタール75mm F3.5搭載機で採用されています。
中古市場では最も見かける機会が多いサイズのひとつです。
特に3.5Fユーザーは多いため、フィルターやレンズフードの需要も高くなっています。
また、ローライマジックのクセナー75mm F3.5もサイズIIに該当します。
サイズIと混同しやすいため、75mmという焦点距離だけで判断しないことが大切です。
F値や搭載モデルまで確認すると間違いを減らせます。
サイズⅢの対応機種
サイズIIIは、ローライフレックス2.8系で採用されている規格です。
プラナー80mm F2.8やクセノタール80mm F2.8が代表的です。
2.8シリーズは人気が高く、高級機として扱われることも多いため、対応アクセサリー価格も上昇しやすい傾向があります。
また、テレローライに搭載されたゾナー135mm F4もサイズIIIです。
サイズIIとの違いは直径だけでなく、アクセサリー自体のサイズ感にも表れます。
そのため、見た目が似ていても流用はできません。
特にフィルターは無理に装着すると破損リスクがあるため注意が必要です。
サイズⅣの対応機種
サイズIVは、ローライフレックス4.0FW専用規格です。
対応するレンズはスーパーアンギュロン50mm F4のみとなっています。
採用機種が限定的なため、市場流通量は非常に少ない傾向があります。
その影響で、純正アクセサリーは高額化しやすく、希少品として扱われるケースも珍しくありません。
特に専用フードやフィルターはコレクター需要もあり、状態次第では高値になることがあります。
4.0FWユーザーは、購入機会があった際にサイズ確認を徹底しながら慎重に検討することが大切です。
バヨネットサイズとは?まとめ
- バヨネットはツメで固定する装着方式を指す
- ローライ二眼レフは専用バヨネット方式を採用
- 同じローライ製でもサイズ違いでは装着不可
- 主な対応品はキャップやフード類となる
- サイズ確認不足は中古購入時の失敗につながる
- サイズIは主にローライコード系へ対応する
- サイズIIはローライフレックス3.5系が中心
- サイズIIIはローライフレックス2.8系向け
- サイズIVは4.0FW専用の希少規格となる
- 刻印確認と機種確認の両方が購入時の鍵になる
(参照:【Rollei公式サイト】 – https://rollei.de/)
(参照:【Wikipedia Rollei】 – https://en.wikipedia.org/wiki/Rollei)
