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Rolleicord Vb/ローライコードVb

The Rolleicord Vb is a twin-lens reflex camera that combines simple operation with excellent image quality, and it continues to be loved by photography enthusiasts today. Its ability to capture rich tonal gradation and a sense of depth—unique to medium format film—along with the hands-on experience it offers, are key aspects of its enduring appeal. This article explores the charm of the Rolleicord Vb through its photographic results and user experience.

ローライコードVbはシンプルな操作性と高い描写力を兼ね備えた二眼レフカメラであり、今なお多くの写真愛好家に愛されている存在である。中判フィルムならではの豊かな階調や立体感のある写り、そして手間をかけるからこそ得られる撮影体験がこのカメラの大きな魅力だ。そんなローライコードVbの魅力を写真の仕上がりや使い心地の面から紹介。

館長の購入記録
・購入日:2010/12/15
・購入場所:楽天市場
・購入価格:¥45,000

DATA/データ

  • Maker:Rollei/ローライ
  • Country:Germany/ドイツ
  • Release:1962年-1967年
  • Film:120mm
  • View Lens:Heidosmat 75mm F3.2
  • Take Lens:Schneider-Kreuznach Xenar 75mm F3.5
  • Size:H140×W90×D100mm
  • Weight:920g
  • Serialnumber:2600000-2677534

Accessory/アクセサリー

Sample Photo/サンプルフォト

Rolleicord Vb/ローライコードVbの基本情報

  • ローライコードVbとはどんなカメラか
  • Vbの発売時期とシリーズ展開
  • ローライコードとローライフレックスの違い

ローライコードVbとはどんなカメラか

ローライコードVbはドイツの名門カメラメーカー・フランケ&ハイデッケが製造した中判フィルム用の二眼レフカメラである。1962年から1967年まで販売され、多くの写真愛好家に親しまれた。

このカメラの最大の特徴は構造がシンプルであり初心者にも扱いやすく、それでいて描写力は高い点。

例えば、ポートレートや風景写真では独特の立体感と柔らかさを再現できる。フィルムカメラの魅力を味わいたい人にとって手頃で味のある選択肢だと言える。

ただし、現代のオートフォーカスや露出自動調整といった機能は一切ないため撮影には一定の慣れが必要だ。

Vbの発売時期とシリーズ展開

ローライコードVbは1962年に登場し、シリーズ最終モデルとして約15年間生産された。これまでのローライコードシリーズの集大成ともいえる完成度を誇っている。

このシリーズはV型から始まり、Vaを経てVbに至るまで改良を重ねた複数モデルが存在する。特にVbではファインダーの明るさ向上やフードの開閉構造の変更が行われた。

Vb型にもタイプ1とタイプ2の2タイプが存在する。

Vbモデルではスクリーン交換が可能となり視認性の向上が図られた。これにより、ピント合わせがより容易になったのである。

一方で同時期に登場した上位機種「ローライフレックス」と比べるとシャッターやレンズ性能ではやや控えめであった。

ローライコードとローライフレックスの違い

ローライコードとローライフレックスは同じメーカーが製造した二眼レフカメラだが、ターゲットやスペックに違いがある。

ローライコードは主にアマチュア向けに設計されており、操作系が簡素で軽量なのが特徴だ。これに対してローライフレックスはプロ向けで高性能なシャッターやレンズを備えている。

ローライフレックスにはプラナーやクセノターなどの高級レンズが採用されており、よりシャープでコントラストの高い描写が可能となっている。

ただし、ローライコードでも十分に美しい描写は得られるため、初心者や中級者にとってはコストパフォーマンスの良い選択肢となる。

Rolleicord Vb/ローライコードVbの魅力

  • 撮影手順と設定方法の基本
  • 中判フィルムならではの描写力
  • 現代でも活きるフィルム撮影術

撮影手順と設定方法の基本

まず、撮影前には中判フィルム(120フィルム)を正しく装填する必要がある。フィルムの先端をスプールに巻きつけ、矢印の位置で止める。次に巻き上げてセット完了だ。

ファインダーを開き上から覗き込みながら構図を決める。このとき、ピント合わせは手動で行いレンズ横のノブを回して調整する。

露出設定は内蔵露出計がないため外部露出計を使うか、自分の経験でシャッタースピードと絞り値を決める必要がある。

このようなプロセスを経て撮影を行うが慣れれば直感的に操作できるようになる。オートに頼らない撮影の楽しさを味わうことができるだろう。

中判フィルムならではの描写力

中判フィルムは35mmフィルムと比べて1コマあたりの面積が広く、高精細な描写が可能である。ローライコードVbはこの中判フィルムを活かし豊かな階調と奥行きのある写真を生み出す。

風景や建築を撮影した際には細部までしっかりと再現され、画面全体に透明感のある仕上がりとなる。

これはデジタルではなかなか再現できない独特の風合いであり、フィルムならではの質感を重視する写真家には大きな魅力だ。

ただし、フィルム現像やスキャンには手間とコストがかかるため、その点を理解して使う必要がある。

現代でも活きるフィルム撮影術

現代においてもローライコードVbでの撮影は写真表現の一つとして価値がある。特にゆったりとした撮影スタイルやフィルムならではの偶然性を楽しみたい人に適している。

ポートレート撮影では相手との距離感が自然に生まれ、緊張感のない表情を引き出しやすい。被写体もファインダーを覗く姿勢に興味を持ち自然体になりやすい。

また、撮影から現像までの時間があることで写真への向き合い方が深まり、1枚1枚の重みを実感できる。

もちろん、フィルム入手の難しさや現像環境の確保といった課題もあるが、それを超える価値がこのカメラにはある。

総括:ローライコードVbの魅力とポイント

・中判フィルムを使用する二眼レフカメラ
・構造がシンプルで初心者にも扱いやすい
・独特の立体感と柔らかい描写が得られる
・1962年登場のシリーズ最終モデル
・ファインダーの視認性が改良されている
・上位機種と比べコストパフォーマンスが高い
・撮影には露出設定やピント調整の知識が必要
・中判ならではの高精細な描写が可能
・撮影スタイルにゆとりが生まれやすい
・フィルム撮影の深みを味わえるカメラ

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